ツボを押すと疲れがとれてリラックス効果があるといわれますよね。
鍼灸師という職業があるように、ツボは適切に刺激してあげることで身体の不調を和らげる効果を期待できます。
もし、最近汗をかきやすくなっていたり、臭いがいつもより強めに感じているならツボを押してみることで改善するかもしれません。
こちらでは、ワキガに効くツボ7選と押してはいけないツボ3選をご紹介していきます。
図解付きでツボを押すタイミングや注意点もお伝えしていますので、参考にしてみてください。
【この記事の目次】
ツボを押すとワキガにどんな効果があるの?
ツボは全身に365個あると言われているのですが、このうちワキガにも効果的なツボが存在します。
では、ワキガに効果的なツボを押すとどのような効果を得られるのでしょうか。
具体的には以下の効果を期待することができます。
- 精神的ストレスを和らげて自律神経を整える
- ホルモンバランスを整えてアポクリン汗腺の汗を正す
- 溜まった老廃物を排出して臭い成分を減少させる
- 女性ホルモンの分泌を促進して制汗する
- 直接的にワキガを抑える
ワキガの原因はアポクリン汗腺からの汗なので、分泌過剰になっている方は正常な発汗に近づけることができます。
また、臭いの悪化は身体全体の不調によるものなので、自律神経を整えたり老廃物を排出したりなど身体を健全にすることで臭いの発生を抑えることが可能です。
身体は個人差があるのでツボを押すのは「絶対にこの場所」と決まっているものではありませんが、大まかな場所は決まっているので以下にてご紹介したいと思います。
ワキガに効果的なツボ7選
足竅陰(あしきょういん)
足竅陰は薬指の生え際の小指側にあるツボです。
このツボは慢性疲労や不安、緊張などの精神的ストレスを緩和するツボなので、乱れた神経を整えてくれます。
また、ダイエットのツボとも言われているので、最近太って汗をかきやすくなったという方にとっても有効なツボです。
湧泉(ゆうせん)
湧泉は土踏まずより中央よりのやや上にあるツボです。
このツボは万能のツボといわれていて、ホルモンバランスを整えたり老廃物を排出して内臓機能を高める効果を期待できます。
臭い成分は内臓にも溜まりますので、解毒して体外に排出されやすくなることにより臭いを軽減することができます。
押す際は親指で強くもむ感じで押してあげると効果的です。
膻中(だんちゅう)
膻中は左右の乳首の中央にあたる肋骨のところです。
押してみると痛みを感じますが、その場所がまさに膻中になります。
このツボは制汗作用があるといわれる女性ホルモンの分泌を促進してくれます。
汗を抑えてくれるのでワキガにも効果を期待することができます。
女性ホルモンは女性にしかないと思われがちですが、男性の身体からも分泌されますので、男性にも効果的なツボになります。
押し方は、左右の人差し指と中指で押さえたまま、息を吐きながら上半身を前にかがめて息を吐ききったら吸いながら上半身を戻してください。
膈兪(かくゆ)
膈兪は左右の肩甲骨の下内側となります。
このツボは寝汗を抑える効果があるとされています。
朝の外出前にシャワーを浴びて汗を完全に落としきるという方は少ないと思いますので、睡眠中に汗をかきやすいという方は翌日の臭いを軽減することもできますね。
押し方は、うつぶせに寝てパートナーに親指で左右のツボを同時に押してもらいましょう。
多汗点(たかんてん)
多汗点は手のひらの中心よりやや下にあたるツボになります。
このツボは体温を調節してくれるので、ストレスで体温が上昇したときに気持ちを落ち着かる作用があります。
押す際はもんであげるように押すと効果的です。
脳下垂体(のうかすいたい)
脳下垂体は足の裏の親指の真ん中のツボです。
このツボは多汗症やホルモンバランスの乱れを抑える効果を期待できます。
左右それぞれを3分程度ゆっくりと押しながら揉んでみてください。
行間(こうかん)
行間は足の親指と2指目の付け根にあるツボです。
このツボはこれまでのツボのように間接的な効果ではなく、ワキガそのものを抑える効果を期待することができます。
また、ワキガ以外にも頭痛やニキビ、耳鳴りや生理痛の緩和などに効果的なので、ツボが覚えきれないという方はとりあえず行間だけでも覚えておいてください。
人差し指や親指で押して、赤くなって痛みを感じるくらい繰り返すと良いとされています。
以上がワキガにも効果的なツボ7選になります。
ツボは押すだけなので本当に誰でもできますので気になっているのであれば試してみましょう。
ですが、ワキガ対策という点でみたときには押してはいけないツボも存在します。
以下にて押してはいけないツボ3選をご紹介していますので参考にしてみてください。
押してはいけないツボ3選
列欠(れっけつ)
列欠は手首の内側の脈拍を測定する場所になります。
この場所は発汗を促進してしまいますので、無意識に押してしまっているという人は控えておきましょう。
顔がむくんでいるときにはむくみ解消に効果的なので、試してみると良いですよ。
睾丸(こうがん)
睾丸は足の外側にあたるくるぶしの下のツボになります。
このツボは男性ホルモンの分泌を促進しますので、汗を過剰に出してしまいます。
知らないと押すこともないツボだとは思いますが、名前の通り睾丸を活性化する働きがあるので精力が弱まっているときにはおススメのツボです。
横骨(おうこつ)
横骨は恥骨よりも中央よりの太ももの付け根付近にあるツボになります。
このツボも男性ホルモンの分泌を促進してしまいます。
臭い対策では押したくないツボですね。
EDや精力減退に効果的ですが、押す際には強く押すのではなく優しく揉んでみてください。
ツボを押す頻度とタイミング
ツボはたった1日だけ押したのでは効果を実感することはできません。
毎日繰り返し押すことで身体が反応して徐々に効果を感じることができるものなので、習慣化されることをおススメします。
また、朝昼晩のいつ押すと良いかですが、お風呂あがりや就寝前など身体がリラックスモードに入っているときに押すと効果的と言われています。
さらに、押している際にも呼吸はしていますが、息を吐くときに押すと身体に良い効果をもたらすので、吸うときではなく吐くときを意識してみてください。
回数については特に規定はありませんが、やりすぎは禁物なので「気持ち良い」と感じる程度にとどめておきましょう。
ツボを押してはいけないとき
ツボを押してはいけないときとは、どんなときなのでしょうか。
これは主に身体が活発に動いているときですね。
例えば食後なら胃が動いているので刺激を与えてしまうと消化不良になるなど、身体の活動が大きいときには控えておきたいです。
また、当然ですが怪我をしているのに無理やり押してしまっては悪化のもとなのでやめておきましょう。
特に妊娠中はホルモンバランスが変化しやすいので、ツボを押すとかえって体調が悪くなることもあるかもしれません。
ツボ押しは継続が必要ですが無理にする必要はないので、体調が良好なリラックスできるときに押すようにしましょう。
ツボ押しの効果はすぐには現れない
ツボ押しは今日やってみて明日臭わなくなるなど即効で効果を感じることはできません。
ですが、毎日継続していると自分でもわかるくらいに臭いが抑えられていると感じるときがやってきます。
私もなるべくツボを押す習慣を身に付けようとしているのですが、進めてくれた友人いわく、慣れてくると気づかないうちに押していることもあるようです。
継続していても効果が現れない方は、一度マッサージなどに行って専門家に自分のツボを教えてもらうのも良いですね。
ワキガを改善するなら専用デオドラントがおススメ
ツボ押しはワキガ対策にもなりますが、あくまで身体を健康的な状態に戻すだけなのでワキガそのものを治してくれるわけではありません。
やはり、ワキガの原因であるアポクリン汗腺に働きかけるには専用デオドラントは外せないでしょう。
でも、どんなデオドラントが合うのかわからないという方もおられると思います。
そんなときは、私も使っているデオシークを試してみてはいかがでしょうか。
デオシークは口コミ1位といわれるほど評価が高くなっていて、クリームとボディソープがセットで医薬部外品となった業界初のワキガ対策デオドラントです。
サプリメントも付属していますので身体の内側と外側を同時にケアしていけますし、非常に効率が良く継続しやすい点が気に入っています。
もはやワキガ対策はクリームだけでは間に合わないのかもしれませんね。
私はデオシークを使って臭わない身体を手に入れることができたので、きっとあなたも効果を実感できると思います。
以下にてデオシークをレビューしていますので、気になったという方は参考にしてみてください。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。