サウナに入るとワキガに良いって聞いたことありませんか?
ワキガで悩んでいると汗をかくことに敏感になってしまいがちなので、「わざわざ汗をかきにサウナに入るなんて…」と驚かれるかもしれませんね。
ですが、サウナに入って身体のリズムを整えてあげることでワキガにも良い効果を得ることができるのです。
こちらでは、サウナがワキガに有効とされる理由やメリット、入る頻度や注意点までをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事の目次】
運動不足ならサウナがおススメ
これは私も含めてなのですが、ワキガの方は汗をかくことを極度に嫌がる傾向にあります。
そのため、社会人なら平日のアフター5や休日に運動ができたとしても控えたり、学校の体育で積極的になれなかったりなどがあります。
私も体験済みなのでその気持ちは良くわかるのですが、普段から汗をかく習慣がないと汗腺はどんどん衰えてしまいます。
汗腺が衰えると汗が出づらくなり1回の汗が濃い成分の詰まった汗となり、結果的に雑菌に分解される成分も増えてしまうことからワキガ臭の悪化につながります。
そのため、ワキガの方は積極的に運動を習慣化して汗をかくと良いのですが、現実はなかなか難しいですよね。
そこでおススメなのが、運動に代わってサウナを取り入れるという方法です。
サウナは身体の外側から熱を与えて温める方法となり、厳密には運動とは機序が違っていますが、汗腺を鍛えて環境に応じた汗をかけるようにするにはうってつけです。
ワキガの方にとって、サウナはぜひ取り入れたいケア方法の一つです。
サウナで臭いは拡散しないの?
サウナは個室になりますので、臭いが拡散しないか心配している人もおられると思います。
確かに全く臭わないかというとその保証はありませんが、少なくともあなたが思っているほどは臭いにくいはずです。
なぜなら、ワキガ臭はタンパク質や脂質、アンモニアなどを含んだ汗が雑菌に分解されることで発生しますが、サウナでは雑菌が分解する前に汗が蒸発したり流れ落ちてしまうので、通常よりも臭いにくいからです。
また、一般的に菌は熱に弱いのでサウナのような90度前後の温度では活発に活動しないと考えられます。
そもそも、汗自体には臭いはなく、雑菌に分解されるまでに時間もありますのでこまめに休憩をはさんで脇を洗い流せば臭いの発生はありません。
このような理由から、サウナでワキガ臭を心配する必要は少ないと言えます。
サウナで得られる3つのメリット
サウナでのワキガ臭の心配がなくなったところで、サウナで得られる3つのメリットを確認していきましょう。
サウナに入ることでワキガが劇的に改善されるわけではありませんが、少なくとも入らないよりは身体の循環を良くして良好な汗をかくことができ、臭い対策にも効果的です。
自律神経を整えてワキガ臭を改善できる
サウナでの一番のメリットが、自律神経のバランスを整えられるということです。
自律神経には日中など活動時に働く交感神経と、睡眠やリラックス時に働く副交感神経があり、両者は無意識のなかでバランスを取りながら調整されています。
このバランスが崩れてしまうと常に緊張している状態になり、自分では休んでいるはずの時間でもなぜか汗を大量にかいてしまったりなど身体が不調に陥ってしまいます。
身体が不調なので臭い成分も身体に溜まりがちになり、余計に悪循環に陥ってしまいます。
ですが、サウナで身体を温めて自律神経を整えてあげることで、体温調節が上手く働くようになり環境に合わせて最適な汗をかけるようになるのです。
会社や学校、自宅でのストレスで自律神経が乱れがちな方にはサウナはとっても効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。
アポクリン汗腺に溜まった老廃物を排出してくれる
2つ目に期待できる効果が、ワキガの原因であるアポクリン汗腺に溜まった老廃物の排出作用です。
すでにご存知だと思いますが、アポクリン汗腺から出る汗にはさまざまな成分が含まれていますよね。
この成分が溜まるとベタベタした粘り気のある汗となり雑菌が好む環境を形成してしまうのですが、サウナで汗をしっかりかくと老廃物を排出してくれるので昨日よりもサラサラな汗をかけるようになります。
代謝が活発になることからデトックス効果が期待できますので、臭いに関わる不要なものを出し切って健やかな身体を取り戻すことができるのです。
エクリン汗腺のアンモニアを改善してくれる
ワキガの原因はアポクリン汗腺で、エクリン汗腺は関係がないと思われている方もおられるかもしれませんね。
確かに直接的にワキガと関係するわけではないのですが、エクリン汗腺の汗がアポクリン汗腺の汗と混じることでワキガ臭も悪化してしまいます。
また、エクリン汗腺から出た汗はすっぱい臭いがしますが、これは乳酸によるものでアンモニアが増加して刺激臭が加わり不快感のある汗へと変わってしまいます。
ですが、サウナで汗をかきエクリン汗腺からの汗を出し切ることで溜まっていたアンモニアを排出することができ、本来臭うはずだった臭いを感じずに済むことができます。
ワキガで悩んでいる人はワキガ臭と同時に体臭にも気を遣わないといけないので大変ですが、サウナで改善がすることができますので試してみてはいかがでしょうか。
サウナで気を付けたい5つの注意点
ワキガ対策におけるサウナのメリットがわかったところで、より効果的にサウナを活用できる方法と注意点をご紹介します。
サウナの前は食事を控える
食事を済ませて時間がそれほど経っていないのにサウナに入ることはおススメできません。
なぜなら、食事の後は胃に血液が集中しているため、サウナで血液循環が良くなると血液が分散されてしまい胃に回らなくなり、消化不良に陥るなど体調悪化につながります。
ですので、食後から1時間~2時間は余裕をもつようにしましょう。
必ず身体を洗って湯船に浸かる
これはエチケット的なお話だけでなく、身体を事前に洗うことで汚れを取ってしまいサウナで汗を出やすくするためです。
身体に皮脂や汚れなどが付着した状態では、本来サウナで流れるための汗が出づらくなってしまうので、必ず身体はサウナ前に洗うようにしましょう。
また、事前に湯船に浸かって身体を温めることで汗を出やすくする効果も期待することができますし、心臓にかかる負荷も減らすことができます。
せっかくサウナに行くなら最大限効果は発揮したいところなので、事前準備は整えておきましょう。
水分補給は必ず行うこと
サウナに出た後は必ず水分補給を忘れずに行いましょう。
この際、アルコールを摂取するのではなく、水やお湯など身体への負担が少ないものを取り入れるようにしたいです。
水分が損なわれて脱水症状に陥ってしまっては本末転倒なので、少しでも異変を感じたらサウナへ入るのを止めて回復に努めるようにしてください。
サウナに通う頻度と1回の利用時間
サウナに通う頻度は、2週間に1回くらいでも充分に効果的です。
私は多いときでそのくらいで、少ないときには1ヵ月1回などでした。
1回の利用時間は10分を3セットにしていましたが、初めてだと10分だけでもキツイと思いますし、身体の大きさなどからも最適時間は異なりますのでご自身で調整されることをおススメします。
サウナの時間があまりに短すぎると効果は期待しづらいですが、必ず週〇回行って〇分入らないと効果が実感できないというものではないので、その点は安心してください。
クールダウンはシャワーや外気で充分
サウナの後には水風呂に浸かったり桶で頭から水を被ったりする方もおられますよね。
でも、いきなり水を身体にあててしまうと血管が収縮して血圧が上昇し、命を落としてしまう危険性があります。
ですので、サウナの後は温度や水圧を調節できるシャワー、もしくは自然の外気にあたって徐々にクールダウンする方が賢明です。
サウナはワキガの根本治療ではない
サウナはワキガの臭い対策に効果的ですが、注意しておきたいのは根本治療ではないという点です。
健康に良くデトックス効果もあるので臭い物質の排除に役立ちますが、アポクリン汗腺がなくなるわけでも小さくなるわけでもありません。
ですので、サウナを利用する際は「私はこんなに臭くない!」、「最近いつもより臭ってるかも…」など臭いの悪化が自覚できるときに通うのがおススメです。
その上でライフバランスに合わせて習慣化されると定期的に身体を整えられるのでワキガ対策にも効果的に働きます。
これまでサウナでの対策を取り入れていなかった方は、次回銭湯に行く際にはぜひ取り入れてみてください。
より効果的にワキガ対策をするには
サウナでのワキガ対策も効果的ですが、より効率的にケアを継続していくならワキガ用デオドラントは外せません。
これまで色んなデオドラントを使ってきたけど、どれも合わなくて…
と思われている方には、私も使っている口コミ1位のデオシークがおススメです。
なぜなら、デオシークは私も含めて効果を実感できずに合わなかったという方がかなり少ないんですね。
それどころか、〇〇のデオドラントを使っても効かなかったけれど、デオシークなら効いたとされる口コミが多くなっています。
デオシークはワキガ用デオドラントなので、ワキガの人が悩む細かな部分にも対応していて、使いやすい点がとても気に入っています。
継続できないことには意味がないので、そういった点でもデオシークは優れています。
実際私はデオシークを使って半年になりますが、臭わない身体を手に入れることができました。
きっと、あなたにも同じ効果が期待できると思いますよ。
以下にてデオシークをレビューしていますので、気になる方はチェックしてみてください。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。