ワキガ対策に悩んでいる方は、アロマを試してみると良いかもしれません。
アロマは臭いを楽しむ心の余裕がないと効果的ではありませんが、ストレスフルな状態が長引くと自律神経が活発になりワキガ臭も悪化してしまいます。
忙しい現代人にとってゆっくりとした時間の確保は難しいかもしれませんが、そんなときこそ余裕をもってアロマを取り入れると心身ともにリラックスしてワキガ臭も改善に向かうかもしれません。
【この記事の目次】
アロマや香水は工夫次第でワキガ対策になる
一般的にアロマや香水、そして香料が含まれているデオドラントの使用はワキガ対策には適さないと言われています。
理由は新たな臭いがワキガ臭と混じり合ったり、臭いの拡散を助けてしまったりするからですね。
確かにその通りではあるのですが、使い方によってはアロマも香水もワキガ対策に貢献してくれます。
今回はアロマのお話なので香水については割愛しますが、気になる方は以下よりどうぞ。
→ワキガ対策に香水がもたらす効果とは|相性を知るには知識も必要
それでは、なぜアロマがワキガ改善に効果的なのかをお伝えしていきます。
アロマオイルがもたらすワキガへの効果
実は、アロマオイルにはワキガ対策に必要な4作用のうち3作用までが含まれています。
ワキガの原因は汗と常在菌のため、汗を抑えたり雑菌を殺菌したりする制汗と殺菌作用は必須になります。
また、このままでは肌は荒れてしまうので保湿作用も必要となり、ケアが追い付かずに漏れ出た臭いを抑えるための抑臭作用も大切です。
このように、ワキガを改善するには殺菌、制汗、保湿、抑臭の4作用が必要なのですが、アロマオイルには抑臭作用以外の3作用が含まれているのです。
アロマオイルは精油ですが、種類によっては殺菌、制汗作用のあるものがあり、元がオイルなので保湿効果も期待することができます。
さらに、香りによって自律神経を整える働きもありますので、気持ちを落ち着かせてリラックスもさせてくれます。
自律神経には活動時に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経があり、緊張したりストレスを感じているとリラックスしているはずなのに交感神経が働いていることがあります。
そのため、汗腺も活発になってしまいがちなのですが、アロマを取り入れることで心が落ち着くので緊張した神経を和らげることができるのです。
アロマオイルにはワキガ対策に必須の4作用のうち3つの殺菌、制汗、保湿作用があり、加えてリラックス効果もあることからワキガ臭改善にも働いてくれるということです。
ワキガ対策に有効なアロマオイル
ワキガ対策に有効なアロマオイルをまとめてみました。
オイルなので保湿作用は全てのアロマにあります。
→殺菌、消毒、鎮痛、躁うつ改善【ティーツリーオイル】
→殺菌、神経強壮、抗真菌、心身の疲労回復、免疫調整作用
【ユーカリ】
→殺菌、抗ウイルス、花粉症
【ゼラニウム】
→殺菌、皮脂分泌調整、ホルモン調整、自律神経調整、血流改善、体臭予防
【ペパーミント】
→殺菌、鎮痛、心身の疲労回復、筋肉痛緩和、消化促進
【サイプレス】
→殺菌、消毒、制汗、鎮痛、ホルモン調整
【ビターオレンジ】
→殺菌、制汗、抗うつ、消化促進
【レモングラス】
→殺菌、鎮痛、血流改善、消化促進
【レモン】
→殺菌、消毒、制汗作用、消化促進
※光毒性あり
【ベルガモット】
→抗菌、抗ウイルス、鎮痛、腎臓機能促進
※光毒性あり
※光毒性とは、紫外線を浴びることで皮膚にダメージを与えてしまうものです。光毒性のあるアロマは日光などの光が当たらない場所で使用することにしましょう。
このように、アロマオイルを使うことで雑菌の繁殖を抑える殺菌効果や収れん作用による制汗効果、オイルによる保湿にリラックス効果まで幅広く効果を実感することができます。
また、アロマオイルをワキガ臭に使えるメリットは上記の作用だけでなく、これまで嫌だと思っていた脇から好きな香りがすることで、香りを楽しめるという点にあります。
ですので、もしアロマが気になっているという方はアロマ専門のショップなどに足を運んで、ご自身に合う香りを探されてみてはいかがでしょうか。
アロマオイルのアレルギーに注意
ワキガ対策に効果的なアロマオイルですが、注意点もあります。
それは、人とアロマの種類によってはアレルギーにより拒否反応を示してしまう場合があることです。
アレルギーを起こすと炎症したりかぶれたりしますので、余計にワキガを悪化させてしまいます。
ですので、購入前や使用前には腕の内側にオイルを塗ってパッチテストを行い、異常が起きないかを確認するようにしましょう。
ホホバオイルもあわせるとさらに効果的
ホホバオイルもアロマの一つですが、実はこのホホバオイルを好きな香りのオイルと混ぜ合わせることで、さらなる効果を発揮してくれます。
ホホバオイルにはあらゆる肌トラブルを改善してくれる効果があるのですが、メリットをご紹介すると以下になります。
- どんな肌質の方にでも合う
- 赤ちゃんにも使えるほど低刺激
- 皮脂分泌を調整してくれる
- 全身どこにでも使える
- 毛穴の角栓除去ができる
- 雑菌を分解してくれる
ワキガ対策で言えば、皮脂分泌の調整で雑菌の繁殖を抑えられますし、酸化した角栓を除去できるので臭い物質を抑える働きもあります。
殺菌効果もあるので頼もしいですね。
このホホバオイルとアロマを混ぜ合わせるとどんな効果が期待できるのかワクワクしてきませんか?
ホホバオイルを混ぜたとしてもアロマの臭いは残り、効果が相殺されることもなく、むしろ相乗効果があるので非常におススメとなっています。
そんなホホバオイルに注意点はあるのでしょうか。
ホホバオイルの注意点や保存方法
ホホバオイルは保存性に優れているのですが、やはり一度開封してしまうと徐々に酸化は進んでしまいます。
ですので、遅くても1年以内には使い切りたいですね。
家族で共用するなら良いのですが、あまりに大きなものを購入してしまうと後が大変なので、おひとり様なら少なめのものから試していくのがおススメです。
アロマとホホバオイルの2つの使い方
アロマとホホバオイルの使い方を2つご紹介しますね。
1つはマッサージする方法と、もう一つはスプレーにする方法になります。
用意するもの:ボディソープor石鹸、ホホバオイル、好きな精油
- ボディソープや石鹸で脇の皮脂と汗を落とし、清潔にします。
- ホホバオイルとお好みの精油を9:1の割合で混ぜます。
- それを脇に優しくマッサージして塗っていきます。
【使用方法②:スプレー編】
用意するもの:精製水、無水エタノール、ホホバオイル、好きな精油、スプレー容器、容器
- 容器に精製水と無水エタノールを4:1の割合で入れます。
- 次に、ホホバオイルと精油を9:1の割合で混ぜます。
- よく混ぜ合わさったら、スプレー容器に入れて完成です。
※割合は効果の実感によって調整してみてください。
ホホバオイルと好きな精油を使ったケア方法は以上になります。
ホホバオイルをブレンドせずに好きな精油だけを使用するのでも構いません。
アロマを用いる理由は殺菌や制汗ももちろんありますが、一番は疲れ切った神経を整えてあげるリラックス作用ですので、楽しみながらできる好きな方法でケアしてみてください。
ワキガ対策に必須の4作用を全て含むデオドラントをご紹介
アロマには殺菌、制汗、保湿作用がありましたが、必須4作用のうち抑臭作用が足りませんでした。
アロマだけでも効果は実感できますが、体温調節のために汗は出るものですし、雑菌も復活するものなので臭いが漏れ出たときに抑えてくれる抑臭作用は欲しいですよね。
これら4作用が含まれているデオドラントは数少ないのですが、私も使っているデオシークなら全てを網羅してくれています。
デオシークには各種有効成分が配合されていますが、抑臭成分で言えば柿タンニンにより発生した臭いも吸収してくれる優れたデオドラントです。
デオシークを使い続けたことで私は臭わない身体を手に入れることができたので、あなたも同じ効果を期待できると思います。
もしデオシークが気になるという方は、以下にてレビューしていますので参考にしてみてください。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。