半身浴が身体に良いというのは各種メディアでも常識として取り上げられています。
そんな半身浴がワキガにも思っている以上に効果的なことを知っていますか?
ワキガで悩んでいると無意識に汗をかかないようにしてしまっているため、汗腺が弱まって老廃物が溜まり、結果的に臭いが強くなっている人もおられます。
そんな悩みを1日20~30分の半身浴で解決できたら嬉しいですよね。
今回は半身浴がワキガになぜ効果的なのか、正しい入浴方法やさらに効果を得る方法、そして注意点までを幅広くご紹介していきますので、参考にしてみてください。
【この記事の目次】
半身浴がワキガに効果的な理由
半身浴をまだ取り入れていない方にとっては、全身浴と半身浴でどれほど効果が変わるのか疑問をもっている人もおられると思います。
私も始めはそうでした。
ですが、身体の芯が温まる前にのぼせて上がってしまう全身浴よりも、じっくりと半身を浸かって芯まで温め発汗を促す半身浴は思いのほか効果を実感することができます。
半身浴がなぜワキガに効果的なのかについては、「汗の質」の変化が挙げられます。
私たちの汗は汗腺が弱まっていると脂質を含んだベタベタとした雑菌の好む汗になりがちですが、汗の質が変わることで水分の多いサラサラとした汗に近づけることができます。
じっくりと身体の芯まで温めて発汗を促すため、溜まりに溜まった老廃物が体外に排出されやすくなり、脂質の酸化を防いだりなど臭い成分を減少させることができるのです。
汗に含まれて臭いの原因ともなるアンモニアは乳酸と関係がありますが、この乳酸をリラックス効果により減らせるのも良いですね。
自律神経も落ち着いてリラックス時に働く副交感神経も優位となり、休んでいるときは汗腺も一緒にお休みするというメリハリもつけられますのでさらに効果的です。
たった1日で全ての老廃物を排出することはできませんが、継続することで汗腺や毛穴に詰まった老廃物や臭い物質も溶けて出てきますので、悪い汗を流し尽くすことが大切です。
半身浴で汗腺トレーニング!正しい入浴方法とは
半身浴がワキガに効果的とわかったところで、正しい入浴方法についてみていきましょう。
半身浴は弱まってしまった汗腺のトレーニングになりますので、気温や活動時、リラックス時など状況に応じて正しい汗をかけるようになります。
正しい入浴方法は以下になります。
- かけ湯は下半身のみ
- 身体を洗うのは半身浴の後
- お湯の温度は40~42℃
- お湯の量はおへそと肘が浸かるくらい
- 半身浴の時間は20~30分
- 半身浴の前・最中・後での水分補給
- 半身浴の後は全身浴で肩まで浸かる
それでは一つずつチェックしていきましょう。
かけ湯は下半身のみ
半身浴をする前に軽くシャワーをあてると思いますが、全身にあててしまうと上半身の体温減少につながってしまいます。
ですので、半身浴の場合のかけ湯は下半身のみとし、おへそから下にお湯をかける程度にとどめておきましょう。
身体を洗うのは半身浴の後
半身浴前のシャワーを上半身にあてられないので当たり前ですが、身体を洗うタイミングは半身浴の後にしましょう。
なぜなら、半身浴のお湯の刺激から肌を守ってくれている角質まで落としてしまう可能性があるからです。
角質が剥がれると肌がただれてしまいますので、身体を洗うのは半身浴の後がベストになります。
お湯の温度は40~42℃
お湯の温度は40~42℃くらいが最適です。
熱すぎる場合は38℃付近まで下げてしまっても問題ありませんが、浸かっていると徐々にお湯の温度も落ちてきますので、少し高めに設定しても良いと思います。
普段入っているお風呂がぬるめなのか熱めのお湯なのかが人によって異なるので正解はありませんが、20~30分半身を浸かっていてものぼせないと思える温度に調節してみてください。
お湯の量はおへそと肘が浸かるくらい
お湯の量はかけ湯であてたおへそより下と同じように、肘とおへそ付近の半身が浸かるくらいに設定しておきましょう。
身体が浸かるとお湯のボリュームも増えますので、少し足りないかなと思えるくらいがちょうど良い量です。
足りなければ半身浴中に都度足してみるなどで対応すると良いですね。
半身浴の時間は20~30分
身体の体積が異なるので半身浴が効果的な時間は人によっても違ってきますが、最低20分は入っておきたいです。
半身浴の目的は身体の芯までじっくりと温めてベタベタとした汗の発汗を促すことなので、10分程度ではようやく温まってきた段階で発汗も乏しいからです。
ただ、身体の小さめの女の子と身長180cm越えの男性では温まるのに必要な時間も異なりますので、まずは20分くらいからはじめて徐々に調節してみると良いでしょう。
半身浴の前・最中・後での水分補給
繰り返しになりますが、半身浴は汗を出すことが目的です。
そのため、汗が出やすいように半身浴に入る前はしっかりと水分補給をしておきましょう。
また、半身浴中も汗で体内の水分が減少していますので、湯船からあがって倒れないようにペットボトルを持ち込んで途中に水分補給を図るなど工夫してみてください。
半身浴が終わったら自然と水分に手が伸びているとは思いますが、ケアし終わっても気を抜かずに出し切った汗を水分で補給してあげてください。
半身浴の後は全身浴で肩まで浸かる
半身浴の時間が経過したあとは、お湯を足して肩までじっくり全身浴でリラックスします。
この際は汗をかくことが目的ではなく、リラックス効果を得ることが目的なので気持ちが良いと思える程度に浸かるくらいで大丈夫です。
半身浴の効果をさらに高める5つの方法
ご紹介した正しい入浴方法を実践するだけでも充分に効果的なのですが、さらに発汗を促進して効率的にケアを行える方法をご紹介します。
発汗作用のある入浴剤を使う
入浴剤は普段から使われている人も多いと思いますが、ゲルマニウムやしょうがエキスなど発汗を促進する作用のある入浴剤を半身浴にも使うことで効率化を図ることができます。
身体を温めやすくしてくれますので、あわせての使用をおススメします。
重曹風呂
重曹風呂について以下の記事でもご紹介していますが、酸性に傾いた臭いをアルカリ性で中和する作用が期待できます。
→ワキガに重曹が効果的な理由を解説!臭いに役立つ3つの使い方とは?
殺菌作用もあるため、雑菌の繁殖を抑えることもでき、ワキガ対策にピッタリです。
ただ、重曹でケアしたあとは肌がアルカリ性となりますので、必ずミョウバンでのケアを忘れないようにしましょう。
ミョウバン風呂
ミョウバンはワキガにも効果的と知られていますが、お風呂にも応用が可能です。
→ワキガにミョウバン水が及ぼす作用とは|使い方やデメリットもご紹介
殺菌作用や消臭効果が期待できますので、ワキガ対策の定番です。
ただ、ミョウバンは肌荒れにつながる場合もありますので、その点は注意してください。
また、重曹とミョウバンをあわせた重曹ミョウバン風呂はお互いが効果を打ち消し合って全く意味がありませんのでやめておきましょう。
塩風呂
塩風呂には殺菌作用や発汗作用があるため、ワキガ対策にも効果的です。
塩はどこのご家庭にも置いていると思いますので、一番手軽に実践できる方法ですね。
入浴剤や重曹、ミョウバンがないという方は、塩で試してみてください。
アロマ風呂
アロマオイルには殺菌作用や保湿作用があります。
→ワキガにアロマオイルを塗ると得られる効果とは|使い方や注意点もご紹介
お風呂に入れて使用する際には、湯船に3滴程度入れるだけで香りを楽しむこともできリラックス効果を得られますので、非常におススメです。
ご紹介した5つの方法を取り入れることでさらなる半身浴の効果を得ることができます。
今日から実践できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
半身浴を行う上で注意したいこと
ここで、半身浴の注意点をご紹介します。
半身浴は正しい方法を守ることで効果を実感できますが、適当にやってしまうとその分効果も半減してしまいます。
守りたいこととは、「正しい姿勢の維持」になります。
20~30分という時間をずっと湯船に浸かっていると飽きてくるという方もおられると思います。
そのため、猫背になったり浴槽の壁にもたれたりなどで姿勢が崩れてしまうこともあるのですが、そうなると血流が悪くなり発汗効果も抑えられてしまいます。
垂直とは言いませんが、足を伸ばしても良いので姿勢は崩さないようにしたいですね。
日々のケアを効率化する方法
半身浴はワキガに効果的なので、取り入れられるなら今日から実践したい方法ですが、夜にしかケアできないというのがデメリットですよね。
人間は寝ている間にも大量に汗をかきますので、できるなら朝にもケアできる方法が望ましいです。
ですが、忙しい現代人にとっては朝風呂でゆっくりする時間よりも5分でもゆっくりと寝ていたいというのが本音ではないでしょうか。
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各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。