ワキガが赤飯で治るという噂があるようです。
赤飯を用いる方法は突如として広まったようで、それまでは見向きもされていませんでした。
ワキガ臭を抑えるよりもさらに先の完治という表現をされているので興味をもってしまいます。
私も気になって調べてみたのですが、どうも効果効能としては理にかなっていて納得できるものですが、その使用方法に驚きました。
今回は、ワキガへの赤飯の使用方法や効果的な理由、注意点までをご紹介していきます。
【この記事の目次】
赤飯でワキガが治ると広まった理由
赤飯でワキガが治るというのは、ワキガにアルカリ性食品を摂ると良いと言われるように、昔からの言い伝えなどで広まったわけではありません。
何と、現代のSNSの一つであるTwitterを経由して斬新なワキガ対策があると賑わったようです。
気になる使用方法は、人肌くらいの温度のあずきご飯(赤飯)を脇の下に挟んで、黄色くなったら取り換えるというもの。
1時間程度で黄色くなり、ワキガの臭いを吸い取っているためすぐに捨て、この方法を4~5日継続すればいずれ黄変しなくなり、それが完治した証だと言われています。
Twitterで投稿された画像がこちら。
スクール水着姿の女性が脇に赤飯という突っ込みどころ満載な画像ですが、しっかりと赤飯を脇に当てているのがわかります。
絵柄から察するに昭和の本のようですね。
こちらもどんな人が書いたのか、信頼できる本なのかを調べてみました。
「慢性病が治る導引術入門」は怪しい本?
脇に赤飯を当ててワキガを完治させるという方法は、「慢性病が治る導引術入門(ゴマブックス)」という1981年に出版された本に掲載されています。
著者は早島正雄さんという導引、鍼灸、合気道、柔術などを学んで学院を設立し、66冊もの本を出版した信頼できる方のようです。
そのため、脇に赤飯を当てるというのは不潔で信じられない方法と思われるかもしれませんが、ネタなどで書かれているわけではないということがわかります。
ですが、この本はワキガの専門書ではなく慢性病の一つとしてワキガが取り扱われただけで、なぜ効果があるのかなどは記載されていないようです。
そこで、ワキガに赤飯がなぜ良いのかを調べてみました。
赤飯でワキガが治る原理とは
赤飯でワキガが治る原理としては、赤飯の元である小豆に含まれるポリフェノールとサポニンがワキガに良いとされているためです。
ポリフェノールには抗酸化作用がありますので、臭いを悪化させてしまう活性酸素を除去したり、皮脂の酸化を抑えたりなどワキガ臭や体臭を強くしてしまう原因に働いてくれます。
小豆のポリフェノールは強力で、赤ワイン100g中のポリフェノールが300gだとすると、小豆には460gも含まれているとされています。
また、サポニンという聞きなれない成分はポリフェノール同様に抗酸化作用があり、過酸化脂質を抑制する働きや中性脂肪を低下させることでの肥満予防などの効果が期待できます。
ワキガ臭は過酸化脂質により悪化につながりますし、肥満傾向にあれば汗も多くかくことから臭いにも間接的な影響が考えられます。
ダイエット効果が期待できるサポニンならあらゆる点でワキガ臭にも効果があるとわかりますね。
ただ、脇に赤飯を当てて「完治」するというのはまた別のお話で、アポクリン汗腺を消失させたりするわけではないため臭いを「抑える」という段階にとどまるのかなと思います。
また、昭和の時代は効果的な方法だったのかもしれませんが、現代は専門のワキガ対策デオドラントが多数誕生していることからも、あえて赤飯でケアをするかというとナンセンスではないでしょうか。
赤飯は食べても効果がある?
脇に当てるのは抵抗がある赤飯でも、食事として取り入れることで効果が期待できるなら実践してみたいですよね。
ご紹介したように赤飯の元となる小豆にはポリフェノールとサポテンが含まれているので、身体を酸化から守ってくれたりダイエット効果が期待できたりとワキガ臭の改善は可能です。
ですが、カロリーの低くない赤飯で毎日ケアを行うのは少し現実的ではないのかなと思うのは私だけでしょうか。
今なら赤飯以外にも抗酸化食品はたくさんありますし、サプリメントなどでも取り入れることはできます。
あえて、おめでたいときに食べる赤飯を習慣化する必要もないと個人的には思います。
とはいえ、小豆に含まれるサポニンの抗酸化作用は強力ですし、ワキガ臭には直接関係しなくても間接的に好循環に向かわせてくれる健康作用は期待することができます。
以下にて赤飯以外のサポニンが含まれる食材をまとめましたので、参考にしてみてください。
サポニンが含まれる食材
サポニンが含まれている食材は以下のものが一般的です。
サポニンにはいくつか種類があるのですが、そのなかでも代表的なのが大豆と高麗人参に含まれるサポニンです。
大豆や高麗人参に含まれるサポニンは安全性が高いとされています。
1日の摂取量は100mgとされているのですが、もしサポニンを摂りすぎてしまうと溶血(赤血球破壊)してしまうなどの危険性があります。
溶血したからといってすぐに死亡してしまうわけではありませんが、貧血につながって身体に負担になってしまうなどのリスクがあります。
サポニンは摂取量を守って摂ることで抗酸化作用やダイエット効果だけでなく、免疫向上や肝機能促進、咳や痰の除去など身体に良い働きを示してくれるので、摂り過ぎには注意したいですね。
赤飯のワキガ対策は向かないというあなたへ
赤飯は確かにワキガ臭に有効な成分が配合されているなど、理論の面では効果的と言えました。
しかし、実際にケアが継続できるかというと難しいのではないでしょうか。
もしそのように思われていて、現在ワキガ対策になるアイテムを探しておられるのであれば、私も使っている口コミ1位のデオシークが解決してくれるかもしれません。
私はデオシークを使って半年以上になるのですが、これまでどんなデオドラントを使っても効かなかったワキガが、デオシークのおかげで臭わない身体を手に入れることができました。
私がデオシークを使おうと決心した理由は、クリームだけでなくボディソープも医薬部外品の認可が下りているなど、ワキガ対策への本気度を感じることができたからです。
デオシークの口コミを見ていても、効かなかったという人はまず見ないですね。
それどころか、〇〇のデオドラント使っても効かなかったけれどデオシークなら効いたとされる口コミが多くなっています。
もしあなたが同じ悩みを抱えておられるなら、きっと同じ効果を期待することができると思います。
以下にてデオシークをレビューしていますので、気になる方は参考にしてみてください。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。