どうにかしてワキガを改善したい!と思って調べていると、オロナインが効果的という情報に出会います。
ネットの掲示板でもオロナインでワキガが治ったとされる口コミがありますので、気になってしまいますよね。
でも、Yahoo!知恵袋を見てみると「オロナインでは治りませんよ…」という期待外れだった意見も見られるので、どちらが本当なのかわからない部分もあります。
手術やワキガ専用のデオドラントを使ってようやく臭いは軽減されるものですが、人によっても臭いの程度は異なるので軽い症状だと効き目はあるのかもしれません。
そこで今回、実際にオロナインを使ってみた結果をご報告したいと思います。
【この記事の目次】
オロナインとは
オロナインは1000円未満で購入できる第2類医薬品です。
※第2類医薬品とは副作用により日常生活に支障をきたす程度の健康障害が生じるおそれがあるものをいいます。
気軽に使えるオロナインですが、第2類医薬品なので意外と強力なんですね。
効果効能は以下になり、吹き出物や外傷の治癒に力を発揮してくれます。
にきび、吹き出物、はたけ、やけど(かるいもの)、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず、水虫(じゅくじゅくしていないもの)、たむし、いんきん、しらくも
引用:大塚製薬公式サイト
1953年より愛されている万能薬なので、ワキガにも効果があるのかもしれません。
これまで数十種類のデオドラントを試してきた私が、オロナインを使ってみました。
オロナインを実際に塗ってみた
我が家にあったオロナインは使用期限がギリギリだったのですが、構わず脇に塗ってみました。
久しぶりのオロナインですが、油分が多いせいかベタベタしてしまいます。
脇毛にクリームの白残りが目立ってもっていかれるので繰り返し優しく塗り込みます。
それから2時間後。
塗ったのが正午すぎだったのですが、14時ごろには臭いが復活していました。
ニオイは確かに抑えられたという実感はありましたが、持続時間が弱い印象ですね。
また、オロナイン特有の薬品の臭いがするのもマイナスポイントです。
今回は室内だったので滴る汗で流れる心配はありませんでしたが、それでも普通に汗はかいていたので制汗効果も薄いようです。
何より、脇がベタベタして動かすたびに不快感を覚えたため実用向きではないというのが率直な感想です。
オロナインを塗ってわかったことをまとめると、
- 思っている以上にベタベタする
- 効果の持続は2時間程度
- 制汗効果は薄い
- クリームの臭いを感じる
以上になります。
なので、オロナインは本当に一時的に臭いを抑える効果しか期待できないようですね。
ただ、クリームタイプで保湿効果がありますので、乾燥ぎみの肌の方には間接的に汗を抑えたり肌を整えたりの効果は期待できるかもしれません。
オロナインはワキガを悪化させる可能性がある
オロナインを使ってみて心配に感じたのは、油分が多いため雑菌のエサになってしまうんじゃないのかな?という点です。
汗に含まれる皮脂を雑菌は好みますが、オロナインにもオリーブ油が含まれていてかなりベタつくので、余計にワキガを悪化させてしまうかもしれません。
また、香料が含まれているのでワキガの臭いと混じり合ってしまい、2次災害的な臭いになる危険性を不安に思ってしまいます。
今回私は混じった臭いを家族に指摘されることもなく自分でも感じませんでしたが、2時間ではなくもっと塗って放置していると普通に混じり合うと思います。
ワキガにとって香料などの臭い成分は禁忌なので、効果の持続時間とリスクを照らし合わせてみても積極的に使い続けたいとは思えないのが実情ですね。
なぜオロナインがワキガに効果的との口コミがあるのか?
そもそも、オロナインはワキガを想定して製造された薬ではありません。
にもかかわらず、なぜオロナインはワキガに効果的との口コミがあるのでしょうか?
それは、昔に掲示板で「オロナインでワキガが治った」とされるスレッドが立ち、実際に使用してみた人のなかでも効果を感じた人が出たため、口コミで伝わっているようです。
オロナインにはグルコン酸クロルヘキシジンという殺菌成分が配合されていて、これは市販のデオドラントにも含まれている信頼できる有効成分です。
また、殺菌や制汗作用が期待できるミョウバンも含まれていますので、ワキガにも効くと思った人が現れたのではないでしょうか。
確かにいずれの成分もワキガクリームなどに含まれてはいますが、オロナインには油分や香料などワキガケアには必要のないものも配合されています。
そのため本来はワキガに効く成分でも打ち消し合ってしまい効果を感じづらくなっているのだと思います。
それでも軽度のワキガの人には効くかもしれませんが、Yahoo!知恵袋のコメントのように中等度以上になってくるとオロナインでは臭いを抑えられないという意見が多数を占めてしまいますね。
制汗剤と組み合わせて使用するなら使いやすい?
こちらは私の従妹が実践していた方法なのですが、液体の制汗剤をガーゼに染み込ませて脇にパッティングしたあと、オロナインを塗るという方法は効果的なようです。
確かにこの方法なら制汗剤を塗ったあとの乾燥しやすいリスクは保湿で補うことができ、オロナインの制汗作用が弱いという弱点も克服できるので聞いたときにはビックリしました。
ただ、やはり油分のベタつきは改善できないようなので、その点は気にする、気にしないの個人差もありますので何とも言えません。
もし、実際にオロナインを塗ってみて「このくらいのベタつきなら気にならない!」という方は、制汗剤とあわせて使用されてみても良いかもしれませんね。
ワキガを改善したいなら専用クリームがおススメ
ワキガの改善に効果があると口コミで伝わるオロナインは、実際のところは2時間程度の消臭効果で制汗作用も期待できませんでした。
もともとオロナインはワキガを想定してつくられていないので、当たり前だと思います。
やはり、本気でワキガを改善していこうと思うのなら、手術かワキガ用デオドラントを使用するに越したことはありません。
ですが、手術は費用もかかりますし、脇の見栄えが悪くなってしまうリスクが怖いですよね。
でも、ワキガ用デオドラントを選ぶにしても何が合うかわからないという人も多いと思います。
そんなあなたにおススメしたいデオドラントが、デオシークです。
デオシークは私も使っているのですが、数十種類めのデオドラントにしてようやく臭いを感じない身体を手に入れることができました。
きっとあなたにも効果が期待できると思いますので、悩んでいるならぜひ使ってみてほしいと思います。
以下ではデオシークをレビューしていますので、参考にしてみてください。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。