ワキガで悩んでいると食事やデオドラント選びなど対策しないといけないことがたくさんありますよね。
そんな対策のなかでも、日常で着る服をちょっと工夫するだけで臭いを抑えられることを知っていますか?
特に、普段からポリエステル製の服を着る機会が多いという方には知っておいて欲しい知識になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事の目次】
汗の臭いにおける天然繊維と化学繊維の違い
私たちが普段着ている服は「天然繊維」と「化学繊維」の2種類に分けられます。
天然繊維の衣類は植物繊維、動物繊維、鉱物繊維など人工的に加工されていないものを指します。
これらの服は繊維が毛羽立ちのようになっていて、着て汗をかいたとしても隙間から汗を吸収しやすいので蒸れることも少なく臭いにくい素材と言えます。
一方、化学繊維には再生繊維や半合成繊維、合成繊維などがあり、これらは水分が入り込むスペースがないほどツルツルした素材となっているため、吸水性がなく繊維に汗が張り付いてしまいます。
すると、繊維にワキガの臭い物質が付着するので臭いはどんどん拡散してしまいます。
洗濯をしても落ちにくいので洗ったはずなのに臭っているということもしばしば。
このような理由から、天然繊維よりも化学繊維の方が臭いやすい服だと言えるのです。
以下は天然繊維と化学繊維の素材になりますので、チェックしておきましょう。
天然繊維:綿(コットン)、麻(リネン)、絹(シルク)、毛(ウール)、カシミヤ、アルパカ、アンゴラ、モヘア、キャメル
化学繊維:再生繊維(レーヨン、ポリノジック、キュプラ、リヨセル)、半合成繊維(プロミクス、トリアセテート、アセテート)、合成繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン)
ポリエステルが臭いやすい理由
私たちは普段、作業着やスポーツウェア、ワイシャツやヒートテックなどポリエステルの服を着用する機会が多いです。
ですが、化学繊維でもあるポリエステルは吸水性が悪く臭いの温床になりがちなので、雑菌が好きな蒸れやすい環境をつくってしまうことにつながります。
ですので、臭いにくい服を選ぶという意味ではポリエステルはあまりおススメできる素材ではありません。
それでも、オシャレで着たい洋服がポリエステルということもありますし、仕事などでどうしても着用しないといけないという場面もありますよね。
そこで、こちらでは誰でもできる5つのポリエステル対策をまとめてみました。
誰でもできる!ポリエステル対策
脇汗パッドを使用する
1つめの方法は脇汗パッドを利用する方法です。
脇汗パッドは数百円など安価で販売されているものも多く、拭き取らなくても汗を吸い取ってくれるのでおススメです。
服に付着しない安心感がありますし、黄ばみを防ぐこともできるのでメリットは大きいです。
ポリエステルの服をどうしても着たいという方は、脇汗パッドを使用されてみてはいかがでしょうか。
ワキガクリームの使用
ワキガの人はデオドラントを使用されていると思いますが、スプレータイプしか使っていなかった人はクリームタイプもあわせてみてはいかがでしょうか。
ワキガクリームは制汗スプレーのように汗で流れ落ちる心配も少なく、肌に浸透して雑菌を殺菌したり汗を抑えたり消臭してくれたりなど効果は抜群となっています。
塗って終わりなので手間もかかりませんし、脇汗パッドを付けた際の違和感が好きになれないという方にもおススメの方法です。
下着、インナーを天然素材のものにする
下着やインナーに綿など吸水性が高いものを身に付けるとポリエステルの服にまで汗が届かないのでおススメです。
インナーがビショビショになるくらい汗をかかなければ、洗濯の際にポリエステルの服に臭いがこびりついて大変ということもないので手間も省けます。
今日からできる方法になるので、外出の際は意識されてみてはいかがでしょうか。
衣類用消臭スプレーを使用する
衣類用消臭スプレーを事前に吹きかけて、“消臭衣類”にしておくという方法もおススメです。
消臭衣類とは、スプレーをすることで衣類そのものを消臭剤にして臭いを吸収してくれる素材に変身させてしまおうというものです。
リセッシュやファブリーズなど臭ってから対策する方法もあるにはありますが、あれは一時的に消臭しているだけなのでワキガの場合は効果は見込みにくいです。
→ワキガに消臭スプレーは効果あり?リセッシュ、ファブリーズの盲点とは
ですが、ヌーラという衣類に付着した臭い物質を分解してくれるタイプの消臭スプレーなら、たとえポリエステルの服に臭いが移ってしまったとしても菌が分解されて臭わないので安心です。
洗濯前の特別なケアも必要なく、普通に洗濯しても臭いが残らないので手間と時間も節約できるのでかなり良いですね。
ヌーラにはヌーラビオというワキガ専用の抗菌消臭スプレーも用意されているので、ワキガの人にも愛用されていて信頼度も高いです。
気になる方は一度チェックしてみてください。
気にしないで楽にすることも大切
ワキガの場合は気にしないで楽にしていることも、実はとても大切な対策になります。
特にポリエステルなど臭いにネガティブな要素のあるものを身に付けていると、普段よりも「臭ってないかな…」と敏感になりがちで、精神的にも発汗がされやすくなります。
これを精神的発汗というのですが、交感神経が過敏に働いて汗腺を刺激してしまいますので、いつもよりも臭いやすくなってしまいます。
ポリエステルを着ていて常に気にしている人よりも、着ているけれどすっかり忘れていたという人の方が緊張度合いも少ないので、気にしないことも重要ですね。
ポリエステル素材は洗濯を入念に!
ヌーラなどで消臭衣類にしてしまえばこの方法は必要ありませんが、ポリエステルの服に臭いが付着してしまったと自覚がある方は洗濯方法も注意しておきましょう。
ポリエステルは天然繊維の衣類と比較すると臭いが付着しやすいだけでなく、洗濯しても落ちづらい特徴があります。
結果、洗濯をしても臭い物質はそのまま残っているので、2回目に着たときには既に臭っているということも起こり得てしまいます。
これを防ぐには洗面器などに重曹を入れて服を1時間~2時間ほど浸しておくなどの対策が必要になります。
→ワキガに重曹が効果的な理由を解説!臭いに役立つ3つの使い方とは?
ポリエステルの服を着るたびにこの方法を行うのは手間ではありますが、放置しておけばしておくほど雑菌も増殖するため、なるべく早く洗うに越したことはありません。
1回着ただけでしばらくは着る予定がない服や、ポリエステル製でも吸水性が良いタイプなどで臭いがそれほど気にならないという場合はまとめて洗うのもアリですね。
ポリエステル製の服にあわせておススメ
ポリエステル製の服は安価で購入できて着る機会も多いので、対策が大変になってしまいますよね。
ですが、あなたに合う専用のワキガクリームを活用することでその悩みも解決に近づきます。
そのワキガクリームとは、私も使っている口コミ1位のデオシークというデオドラントです。
私はデオシークを使って半年以上になりますが、使っていないときにでも臭わない身体を手に入れることができたので、とても愛着があっておススメしたいデオドラントです。
脇汗パッドは物理的に汗を吸い取ってくれるので効果的ではありますが、何度使っても一時的な効果しかないのでいつかは疲れてしまいます。
ですが、デオシークなら使い続けるほど臭わなくなっていきますので、ポリエステル製の服を着ていたとしても臭い物質が発生されない身体になり臭いが移る心配も無用になります。
過去の私のように臭いで悩んでいたという方は、ぜひデオシークを試してみてください。
以下にてデオシークの人気の秘密をまとめていますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。