ワキガにはヨーグルトが良いと言われていますね。
でも、その理由については知らないという人は多いです。
ヨーグルトは乳製品になるのでデメリットもあるのですが、ワキガの臭い対策に良い効果を発揮してくれます。
今回はヨーグルトが臭い対策に効果的な理由や、どのように食べることで効果を維持できるかなどをご紹介していきます。
これを読むことでデメリットも理解しながら効率良く対策を行っていけますので、参考にしてみてください。
【この記事の目次】
ヨーグルトがワキガに効果的と言われる理由
ヨーグルトは、ワキガなどの臭い対策に効果的と言われてます。
それには、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が関係しています。
臭い物質の生成は腸内環境が関わっている場合が多く、腸内の運動が弱まったり腐敗物が溜まったりなど衛生状態が良くないと排泄も上手くいかず、血液にも多量の臭い物質が含まれてしまいます。
血液に臭い物質が含まれるとそれは汗となり排出され、汗に含まれる臭い物質が多ければ多いほど雑菌の増殖も加速することからワキガにも悪影響があります。
しかし、ヨーグルトに含まれている善玉菌を摂ると臭い物質が分解され腸内環境が良好になります。
腸内環境が良くなると排泄もスムーズにいき血液にも臭い物質は含まれず、雑菌に好まれる成分が少ない汗をかくことができます。
ヨーグルトがワキガに効果的と言われているのは、善玉菌が腸内環境を良くすることで臭い物質を溜めない身体づくりにしてくれるからということです。
臭い対策に牛乳は悪くて、ヨーグルトは良いの?
ワキガは牛乳を飲むと悪化したという方もおられ、当サイトでも「ワキガに牛乳、乳製品は逆効果?臭いを改善する効果的な方法とは」にてリスクをお伝えしています。
ですが、ヨーグルトは牛乳を発酵しただけのものですから、「何が違うの?」と思われている方もおられるかもしれません。
簡単に違いを解説すると、ヨーグルトと牛乳では脂肪分は変わらないものの“乳糖”の量が異なるため、身体に吸収されやすくなっている点が異なります。
乳糖のリスクについては牛乳編で解説しているので割愛しますが、牛乳よりかは臭い悪化の原因が少なくなり、かつメリットが多いためヨーグルトが進められているのです。
とはいえ、ヨーグルトも食べすぎると脂肪分が多くなり牛乳と同じデメリットが働きますので、その点は注意してください。
乳酸菌は短命!摂取量と食べるタイミングも大切
乳酸菌が腸内環境を改善し臭い対策に効果的なのはその通りなのですが、ヨーグルトを1日1食や定期的に食べるなどの摂り方では効果は見込めないかもしれません。
というのも、乳酸菌は腸に届くまでにそのほとんどが胃酸でやられてしまいますし、生き残った乳酸菌も3日~7日の短い寿命となるからです。
寿命が短く殺菌されてしまうため、腸内環境を整えるためにヨーグルトを食べるのであれば1日200g~300gは摂りたいところです。
ヨーグルトは小分けされているタイプもありますが、カップ1個分がおよそ100gです。
ですので、2~3個を毎日摂ることで腸内環境も改善に向かうとされています。
この2~3個は一気に食べてしまうとお腹を壊してしまうこともあり、また食べるタイミングによっても効果は異なってきます。
ベストなのは胃酸が弱っている食後です。
食前に食べてしまうと胃に食べ物が入っていなく胃酸が強くなっているので、乳酸菌が腸まで届かない可能性が高いからです。
1日2~3個で良いので、職場や学校で食べづらければ朝食後や夕食後などあなたのライフスタイルに合わせて習慣化されると良いですね。
毎日食べることで得られる効果
ヨーグルトを習慣化して毎日食べる目的は、胃酸に殺菌されやすかったり乳酸菌の寿命が短いという理由だけではないのです。
私たちの身体にはおよそ100兆~1000兆個の腸内細菌が活動していますが、健康にプラスに働く「善玉菌」とマイナスに働く「悪玉菌」はよく知られていますよね。
そして、あまり馴染みがないのですが、善玉菌と悪玉菌のバランスが多い方の味方になる「日和見菌」という菌もいます。
※日和見菌は腸内細菌の約7割を占めると言われています。
ヨーグルトを食べて乳酸菌を増やし続ける目的には、この日和見菌を味方につけて善玉菌優位な状態を維持し続けることで腸内環境を整える意味も含まれているのです。
腸内細菌の7割を占める日和見菌を敵に回してしまうと腸内環境は悪化し、臭い物質の生成にもつながりますのでなるべく毎日食べるようにしたいですね。
ヨーグルトは肌に塗っても効果あり?
ヨーグルトをワキに直接塗ることでワキガ対策になるというお話を聞いたことがある方もおられるかもしれません。
ですが、ヨーグルトを直接塗ると気持ちが落ち着かないだけでなく、全く効果を見込めないのでやめておきましょう。
ヨーグルトには乳酸が含まれているため効くというお話が出たのだと思いますが、乳酸はワキガを悪化させる原因につながります。
また、ヨーグルトの脂肪分や糖分などが雑菌の繁殖を手助けするかたちにもなりますので、塗って良いことは一つもありません。
ですが、すそわきがには効果的との見方もあります。
すそわきが対策には有効との説
すそわきがはデリケートゾーンのワキガのことですが、ヨーグルトを陰部に塗ることで臭いを抑える効果があると言われています。
女性の膣内は非常に強い酸性となり、雑菌の侵入を防いでいます。
ですが、体調によってはこの機能が弱まるときがあり、そうなると雑菌が入り込み臭いや痒みといったトラブルにつながります。
そんなときにヨーグルトを塗ると乳酸が働き、膣内を酸性に戻してくれますので健康な状態を作り出せるというわけです。
とはいえ、ヨーグルトを塗って日中の活動をするというのは難しいですし、継続できるものでもないと思いますので緊急時の処置として覚えておいてください。
腸内環境を良くするには善玉菌を増やすこと
腸内環境を良くするにはヨーグルトを1日2~3個食べて継続する必要がありました。
ですが、善玉菌となる乳酸菌をヨーグルトだけでまかなうのは大変です。
というのも、より腸内環境を改善していくには1日あたり5000億~1兆個の乳酸菌が必要と言われているからです。
ヨーグルト1個分(100g)にはおよそ100億個の乳酸菌が含まれているので、ヨーグルトだけで摂取しようとすると1日100個近く必要となり現実的ではありません。
そのため、乳酸菌をはじめとする善玉菌は以下のような食材からも摂るようにしましょう。
- 納豆
- 漬物
- 味噌汁
- バナナ
- シイタケ
- 大根
- 玉ねぎ
- ゴボウ
- アスパラガス
- ハチミツ
- 穀物
上記は一例ですが、穀物や海藻などは食物繊維が含まれるので善玉菌に栄養を与えて増やしてくれますので効果的です。
また、大豆やバナナなどはオリゴ糖が豊富になっているので、これも善玉菌の味方となり増殖を促してくれます。
味噌汁などは食卓に囲まれているご家庭も多いと思いますので、摂取しやすいのではないでしょうか。
乳酸菌をはじめとする善玉菌はヨーグルトだけではまかないきれないので、日常の食事から見直してみると良いですね。
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ヨーグルトによる乳酸菌の効果は優れていますが、腸内環境を良好にするだけでワキガの臭いが改善するわけではありません。
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