ワキガにはアルコール消毒が効果的と言われていますよね。
市販品やネット限定デオドラントにもアルコールは含まれているものが多いので、効果を期待することができます。
ですが、デオドラントに含まれるアルコールは数ある成分の一つとして配合されているので、アルコール単体で使用する場合の使用方法や注意点などは知らない人が多いです。
こちらでは、アルコールがワキガに効果的な理由や使用方法、そして注意点からアルコールでかぶれやすい人にもおススメな万能型の消毒液までご紹介しています。
これを読むことでワキガ対策における基本的なアルコール消毒の知識を得ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
【この記事の目次】
ワキガにアルコール消毒が効果的な理由
ワキガにアルコール消毒が効果的と言われている理由に、臭い物質の殺菌があります。
ワキガの臭いはアポクリン汗腺から出たタンパク質や脂質、アンモニアや糖質などを含む汗が皮膚の雑菌に分解されることで生じますよね。
つまり、汗と雑菌が臭いを発生させているのですが、アルコール消毒をすることで雑菌を殺菌することができるので臭いを抑えられるというわけです。
ワキガ対策に適したアルコールとは
アルコールはエタノールのことですが、エタノールには2種類あって「無水エタノール」と「消毒用エタノール」があります。
これらは濃度が違っていて、無水エタノールの濃度は95vol%となり、ほぼアルコールとなっています。
ほぼアルコールなので効果が強力だと錯覚してしまいますが、むしろ濃度が濃いために殺菌効果は期待できません。
というのも、エタノールは精製水などで薄めることで初めて殺菌力が強くなるからです。
対して消毒用エタノールの場合は76.9~81.4vol%の濃度になるため、水分量の割合も増えることから殺菌効果を期待することができます。
消毒用エタノールを使用すると、およそ30秒で脇の雑菌を殺菌することができます。
エタノールを使用するのであれば、80%前後が最も殺菌力が強くなっているので覚えておいてください。
アルコールを使ったワキガ対策と効果
アルコールを使ったワキガ対策は簡単で、コットンなど皮膚の刺激になりにくいものにアルコールを含ませて脇の下をパッティングするだけになります。
この際に脇に強くこすってしまうと黒ずみの原因になったり、皮膚のバリアが壊れて肌荒れに繋がったりなど肌トラブルを起こしてしまいます。
ですので、やさしく押し当てる形でアルコールを塗ってみてください。
ただ当てるだけでも雑菌の9割以上は殺菌することができますので、即効性と効果ともに期待することができます。
飲酒は控えめに
アルコールを脇に塗る変わりにお酒を飲んで身体の中から殺菌する方もおられますが、これはあまり効果が期待できるものではありません。
なぜなら、ご存知だと思いますがアルコールを飲むと体臭は悪化しますよね?
アルコールを身体に入れると汗としても分泌されるため、臭いの元になってしまいます。
少量の飲酒であればストレス発散効果も期待でき臭い対策にも効果的ですが、あまりガブガブ飲んでしまうとワキガは悪化してしまうので知識として知っておきましょう。
アルコール消毒の3つのデメリット
脇をアルコール消毒することで雑菌を殺菌できますので、臭い対策には効果的な一方デメリットもあります。
こちらでは、知っておくだけで事前に対策可能な3つのデメリットをご紹介します。
殺菌効果は3~4時間
アルコールは30秒で9割以上の雑菌を殺菌してくれる強力な作用がありますが、その効果は短時間で、およそ3~4時間もすれば雑菌は繁殖を始めてしまいます。
これを防ぐにはアルコールを携帯するのが便利です。
市販でもアルコール綿などは安価で売られていますし、トイレなどでサッと取り出してケアするだけで再び殺菌効果を得ることができます。
アルコールは揮発性が高いのですぐに乾きますし、気持ちの悪いこともないので緊急時などは便利ですよ。
肌が乾燥しやすい
アルコールをあまり多用しすぎると肌が乾燥してしまい、余計にワキガを悪化させてしまいます。
先ほどアルコールを携帯する方法をご紹介しましたが、毎日するものではなく一時的な臭い対策が必要なときに限られます。
肌が乾燥するとバリア機能が失われて刺激を受けやすくなりますが、肌はこれを守ろうとして汗を過剰に分泌するようになります。
すると当然ながら臭いは悪化しますので、多用しすぎると逆効果になります。
この対策としておススメなのが、保湿に優れたクリームを使用する方法です。
アルコールで殺菌して乾いたあとはクリームで保湿してあげてください。
そうすることで脇のダメージも最小限で済みますし、アルコールを短期スパンで使用しても肌を痛めつけずに済みます。
服に臭いがつきやすい
アルコール消毒は3~4時間の殺菌効果となるため、気を抜いていると知らないうちに衣類に臭いがついているということが起きやすいです。
この臭いは普通に洗濯していても落ちてはくれません。
脇のケアは充分だったとしても、次回同じ服を着ているとなぜか臭っているという場合は、服についた雑菌が繁殖しているからです。
これを抑えるには雑菌が繁殖しないように保湿とアルコール消毒を繰り返す必要があります。
このように、アルコール消毒単体でワキガケアを行うには慌ただしく、時間も労力もかかってしまいます。
ですので、理想は殺菌も保湿も同時にしてくれるワキガクリームを使用するのが一番手軽で良いですね。
アルコールアレルギーの人はヒビテンがおススメ
生まれつきアルコールに弱かったり、後天的にアルコールが苦手になったという方もおられると思います。
私も学生のときは何ともなかったアルコールですが、社会人になってからアルコールでかぶれたり、塗ると赤くなったりなどアレルギー症状が出始めました。
そんな方には、採血の際にアルコール消毒に変わって使用されているヒビテンがおススメです。
採血の際にはどこの施設でも必ず「アルコール消毒でかぶれませんか?」と聞かれますが、もしかぶれると答えると使用されるのがヒビテンです。
ヒビテンは万能型の消毒液と言われているのですが、即効性があり殺菌作用も優れていて持続性があります。
短所としてはややアルコールよりも殺菌作用が弱いことと、値段が高いことがあげられますが、そこまで気にするレベルではありません。
ですので、ワキガ対策にヒビテンを使用するのはアリだと言えます。
ただし1点注意が必要です。
それは、ヒビテンはすそわきがには使用不可という点です。
なぜなら、膣などの粘膜に使用するとショック症状(悪心、めまい、冷汗、不快感、呼吸困難)などが報告されているからです。
脇に使用する分には問題ありませんので、気になる方は試してみてください。
ワキガ対策におススメのクリームをご紹介
アルコール消毒はワキガ対策に効果的ですが、殺菌の有効時間が短く、繰り返し使用すると肌荒れにつながるなどのデメリットがありました。
保湿クリームを塗ることで解決できますが、忙しい現代人にとっては色んなアイテムを駆使して毎日ケアを続けるのは現実的ではありませんよね。
そんなあなたにおススメしたいワキガ用デオドラントがデオシークです。
デオシークは私も愛用しているのですが、使い続けることで使っていないときにでも臭わなくなる身体を手に入れることができました。
殺菌と保湿だけでなく抑臭と制汗作用もありますので、デオシーク1本でワキガケアに必要な全てを取り入れることができます。
デオシークだけならケアの時間も手間もかからないので、続けられそうですよね。
以下にてデオシークをレビューしていますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
各情報の詳細を見るにあたり、最後にはご自身が希望するライフスタイルや予算、アレルギー、注意点などを考慮しながら選択してみてください。